「土壌消毒」とは何ですか?
Q. 「土壌消毒」とは何ですか? 土壌消毒とは、土の中の病原菌や害虫を減らす処理のことです 土壌消毒とは、土壌病害の原因となる病原菌や、土の中にいる害虫(センチュウなど)を殺菌・殺虫するために、薬剤……
「遮光と収穫を兼ねるグリーンカーテン」をいちばん作りやすいのはゴーヤです。続いてキュウリ、つるありインゲン、ヘチマ、パッションフルーツ、ひょうたん。プランター(横長で容量30L以上)+つるものネット+苗2株という最小構成で、5月中旬の植え付けから6月下旬には窓を覆い始めます。
ポイントは「植え付け前にネットを張っておくこと」と「親づるの早めの摘芯」の2つ。これを怠ると、上にだけ伸びてスカスカのカーテンになります。
つる性植物を窓の外に這わせる「緑のカーテン」は、夏の日差しを和らげる工夫として古くから使われてきました。アサガオなどの観葉植物が定番ですが、野菜で作れば「日陰+収穫」が同時に得られるのが魅力です。お子さんの食育として取り組むご家庭も増えています。
環境省の「みどりのカーテンプロジェクト」でも、夏の室温対策として野菜のグリーンカーテンが紹介されています。エアコンの設定温度を1℃緩めるだけで消費電力が約10%下がるとされており、省エネとしての効果も期待されています。
同じインゲンでも「つるあり/つるなし」があり、グリーンカーテンには必ずつるありを選んでください。種袋やラベルに明記されています。
| 品目 | 規格 | 目安価格 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 横長プランター | 幅65cm以上、深さ30cm以上、容量30L以上 | 1,500〜3,000円 | 容量が小さいと夏に水切れする |
| つるものネット | 目合い10〜15cm、幅と高さは窓に合わせる | 800〜1,500円 | 2m×2m前後が一般的 |
| 支柱・突っ張りポール | 2.4m前後 | 1,000〜2,500円 | 物干し竿で代用も可 |
| 培養土 | 野菜用、35〜40L | 800〜1,500円 | EMボカシⅡ型を5%程度混ぜると土の状態を保ちやすい |
| 鉢底石 | 5L程度 | 500円前後 | 排水のため必須 |
| 苗 | 2株 | 400〜800円 | ゴーヤ・キュウリは1株200〜400円が目安 |
合計で5,000〜10,000円が初期費用の目安です。プランターと支柱は翌年以降も使えるため、2年目からは苗代と土の補充だけで済みます。
グリーンカーテンで最も重要な工程です。苗を植える前にネットを張っておくのが鉄則。つるが伸びてからネットを張ると、つるを傷めてしまいます。
カーテンの密度は、この摘芯作業で決まります。
| 失敗 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| カーテンがスカスカ | 摘芯をしていない。子づるが発生せず、1本だけ上に伸びている | 親づるを早めに摘芯し、子づる・孫づるを増やす |
| 下半分が枯れている | 下葉に光が当たらない。病気が発生 | 上部の葉が茂りすぎたら適度に間引く。風通しを確保する |
| 実がならない | 受粉不足(高層階では虫が来にくい) | 朝のうちに雄花を摘んで雌花に手で受粉させる(人工授粉) |
| ネットが重みで落ちた | 固定が不十分。実の重さを想定していない | 上部の固定を複数箇所で行う。重い実は早めに収穫 |
| プランターの土が乾く | 夏の日差しで蒸発が激しい | プランターにマルチング。底面給水型プランターの活用 |
| うどんこ病が出る | 葉が密生して風通しが悪い | 下葉と内側の枝を間引く。発病葉は除去して畑外で処分 |
ネットの設置は5月上旬までに終えておきます。苗を植えてからネットを張ると、つるを傷めたり、誘引のタイミングを逃したりします。連休中の作業として組み込むのが現実的です。
「カーテンとしての密度」を優先するならゴーヤ、「食卓での出番が多い実」を優先するならキュウリです。両方を1株ずつ植える方も多く、2株プランターなら左右で分けて育てる方法もあります。
1株あたり最低でも15L、できれば20L以上必要です。65cm幅の標準プランターはおおむね30〜40Lなので、2株までが限界です。容量が足りないと、夏の水切れと根詰まりで生育が止まります。
環境省の調査では、設置の有無で窓辺の表面温度に10℃以上の差が出る例も報告されています。室温そのものは1〜3℃の差にとどまることが多いものの、輻射熱の体感が大きく変わるため、エアコンの効きが良くなったと感じる方が多い設備です。
ゴーヤやキュウリはウリ科のため、同じプランターの土で続けて育てると連作障害が出やすくなります。2〜3年は別の科の野菜(マメ科のインゲンなど)とローテーションするのが基本です。土を全量入れ替えるか、EMボカシⅡ型を混ぜ込んで2〜3週間休ませてから次を植えると、土をリセットしやすくなります。
9〜10月に枯れたつるをネットから外し、細かく切ってEMボカシⅡ型と一緒にコンポストに投入すれば、翌年の土づくりに使えます。病気が出た株のつるは堆肥化せず、家庭ゴミとして処分してください。
野菜のグリーンカーテンは、省エネ・食育・有機栽培の実践を一度に体験できる、夏の家庭菜園の定番です。今年の夏に窓辺へ「食べられる緑のカーテン」を仕立てる予定があれば、5月の連休中の作業として組み込んでみてください。
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