\ マンションでも始められる / 手軽で楽しい家庭菜園のすすめ

都会の暮らしの中で、土や緑と触れ合う機会は少なくなりがちですが、実はマンションでも手軽に始められるのが「家庭菜園」です。ベランダや窓辺のスペースを活かして、ミニトマトやバジル、しそなどを育てれば、毎日の生活に彩りと癒しをもたらしてくれます。毎日の生活にちょっとした自然を取り入れて、心豊かな暮らしを始めてみませんか?

  • 新鮮な野菜をその場で収穫

  • お子様と一緒に育てれば食育にも

  • 植物のお世話で心もリフレッシュ

マンションでの家庭菜園におすすめは、ペットボトル菜園ミニプランター栽培です。小さな面積で始められるので、初心者の方でも安心です。土を使わない再生栽培も人気で、室内でも育てられるのが嬉しいですね。

おすすめの栽培方法その1ペットボトル菜園

用意するもの

  • 土 ・・・ 1.5リットル(ポット用EM有機培土を使用すると便利です。)
  • もみ殻くん炭 ・・・ 大さじ3
  • EM Garden ・・・ 1本(500ml)
  • 種(または苗)
  • ペットボトル容器(2リットルのもの)
  • メラミンスポンジ
  • スコップ
  • バケツ(たらい)

ペットボトル菜園におすすめの野菜

葉物野菜

  • 葉レタス
  • ミズナ
  • からし菜
  • サラダ用春菊
  • チンゲン菜

ハーブ類

  • ネギ
  • バジル
  • シソ
  • ペパーミント
  • みつば
  • パセリ

種の袋にはまきどきや収穫時期などが記載されています。 種類によってまきどきも収穫時期も異なるため、購入する際に確認してください。気温が下がる冬に向かう秋まきの方が虫の害を受けにくいため、初めて野菜を育てる方は秋からのスタートがオススメです。
初めて野菜を育てる方には、ミズナやチンゲンサイなどの葉物をおすすめします。
特にレタス類は虫がつきにくく、扱いやすい野菜の一つです。

さあ、作ってみましょう!

ペットボトル菜園用容器の作製

  • 2リットルのペットボトル容器のキャップ部分側に土が入ります。
    作物の種類に合わせた大きさにカッターで切り分けます。

  • ペットボトル容器の口に、ビニールテープ等を貼ります。(手を切らないために)

  • 水を吸い上げるためのメラミンスポンジを5×2.5cmの大きさに切り、ボトルの口に差し込みます。

2土のセット

  • 培養土(ポット用EM有機培土がおすすめ)をバケツなどの容器に入れて、EM Garden(またはEM・1)の2000倍希釈液を充分に含ませます。

  • キャップ側に、土を入れる前にもみ殻くん炭(大さじ3)を入れます。さらにポット用EM有機培土をすり切りまで入れ、切り分けておいたペットボトルに差し込みます。

3種まき

  • 土の表面(真ん中あたり)に指で2cmくらいの穴を開け、種を10粒位まき、指で土をかぶせます。

  • ジョウロ等で軽く水やりをして下さい。その後、芽が出るまで乾かないように水の管理をして下さい。

4収穫

葉が育ちベビーリーフ程度になれば、収穫してOKです。
土の際から、1cm位上からハサミで切ります。

5日ごろの管理方法は?

2日に一回程度、EM Gardenを500倍に薄めて水やりしてください。
できるだけ日光に当てたいので、部屋の中で日が当たるところを探して移動してください。
ベランダの外に出すと葉物野菜は虫がつくことがあります。

6記録を残す

播種日や発芽日、収穫日など写真などで記録を残すと次回の参考になります。

お子様と一緒に観察日記をつけたり、SNSで様子を公開するなどご家族でも気軽に楽しめる栽培方法です!

おすすめの栽培方法その2ミニプランター菜園

用意するもの

  • ミニプランター (100均で購入可、できれば受け皿も)
  • 土 園芸用の土  (ポット用EM有機培土がおすすめ)
  • 鉢底石     (赤玉土:大玉)
  • ジョウロ    (水差し)
  • EMGarden

ペットボトル菜園におすすめの野菜

葉物野菜

  • 葉レタス
  • ミズナ
  • からし菜
  • サラダ用春菊
  • チンゲン菜

ハーブ類

  • ネギ
  • バジル
  • シソ
  • ペパーミント
  • みつば
  • パセリ

ミニプランター栽培では、ベビーリーフで召し上がって頂くために、多くの種をまきます。また、アブラナ科、キク科、ヒガンバナ科、シソ科、セリ科などいろいろな種類の野菜を一つのプランター内で育てるのがおすすめです!

さあやってみよう!

プランターの準備

  • ミニプランターの底に鉢底石を敷き詰めます。底が見えない位でOKです。

  • 培土をプランターの淵から1cm位下まで入れます。

  • 培土を入れたら、EMGardenの500倍希釈液を下からしみ出すまで、たっぷりとかけます。

2種まき

  • 一列に10粒ほど、一列ごとに違う種類の種をまきます。

  • 軽く土をかぶせる。

3管理

土の表面1cmしたが乾いてきたら、EM Gardenを500倍に薄めて水やりしてください。目安 夏場のベランダは、水が蒸発しやすいので毎日朝にかけます。
冬場は一週間に一回程度で大丈夫です。
できるだけ日光に当てたいので、部屋の中で日が当たるところを探して移動してください。
窓の外、ベランダに出すと虫がつくことがあります。ベランダで栽培するのであれば防虫ネットで囲うことをお勧めします。

  • 種まきから25日目の様子

  • 種まきから41日目の様子

4収穫

土から1cm程度上をハサミで切ります。ハサミできった野菜はベビーリーフとして食卓へ

収穫した後もこのまま水をかけて育てると再生して2回目の収穫ができます!

5再生

栽培し終わった土は、ゴミに出してはダメです。再生して再度野菜を栽培しましょう。

用意するもの(3.5ℓプランターの場合)

  • 腐葉土 0.5ℓ
  • EMボカシII型 50〜100g
  • クン炭 0.5ℓ
  • バケツ

手順

  • 1

    プランターをひっくり返す。

  • 2

    赤玉土を取り分け、根は取り除く。
    ふるいなどを使うと便利。

  • 3

    取り分けた赤玉土を底に敷き詰める。

  • 4

    土5Lに対して、EMボカシII型50g〜100gを入れ、良く混ぜる。

  • 5

    EMを500倍に薄めてゆっくりかけ、土全体を湿らせる。

  • 6

    このまま1ヶ月熟成させ、ボカシと土を馴染ませる。

おすすめの栽培方法その3再生栽培

野菜を食べたあとの「切れ端」、捨てていませんか?
実はそれ、もう一度育てられるんです!
水に浸けておくだけで、ネギや小松菜が再び伸びてくる「再生栽培」。お金もかからず、毎日の食卓がちょっと楽しくなりますよ♪

どんな野菜が再生できる?

  • ネギ
  • みつば
  • 豆苗

他の規模の菜園についてはこちら