EMってなに?

良い土の元EMとは

EMとは有用微生物群の英語"Effective Microorganisums"の頭文字をとってEMと呼んでいます。EM菌という菌がいるのではなく、いろいろな有用菌の集合体です。
現在は光合成細菌、乳酸菌、酵母というの3種類の菌が含まれているのをEMと定義しています。

1光合成細菌

光合成細菌は、聞きなれない菌ですが、光のエネルギーを利用して糖を生産する光合成を行うことができる菌です。

2乳酸菌

乳酸菌飲料で有名な乳酸菌、乳酸発酵し有機物の可溶化と有害微生物の抑制

3酵母

お酒、ビールなどを発酵する微生物、多くの酵素を作り、各種ビタミンや植物ホルモンを合成できます。

手軽にはじめられるラインナップ主な商品の紹介

初心者向け

  • オーガニックプランターセット

    すぐに有機栽培が始められる、プランター、レタスミックス、EM Garden、有機培養土のセット。 商品を見る
  • EM Garden

    EM・1にミネラルとアミノ酸を配合した資材。 商品を見る
  • EMボカシⅡ型

    米ぬか、大豆かすをEMで発酵させた粉体。 商品を見る
  • EMポット用有機培土

    根の張りを優先に考え資材を配合、EM・1、EM・3も配合。有機JAS認証資材。 商品を見る

中級者向け

  • EM・1

    乳酸菌や酵母菌が優占の微生物資材。pHが3.5以下液体です。 商品を見る
  • EM・3

    光合成細菌主体の微生物資材。pHが6.5前後の液体です 商品を見る
  • EM・3 S

    EM・3にバチルス(納豆菌類)を共生培養した液体。 商品を見る
  • キレートボカシ

    米ぬかと鉄と炭をEMで発酵させたもの。 商品を見る
  • EM散布の友

    カリ石鹸の希釈液でEM資材を葉の表面に長くとどまらせるための資材。 商品を見る

ホームセンターで購入

  • くん炭

    保水性や通気性を高め、根腐れを防ぐ効果があります。
  • 腐葉土

    土の保水性や排水性、通気性を高めます。また、土壌の微生物相を豊かにします。
  • 貝化石

    酸性土壌を中和し、保水性や通気性を高めます。また、ミネラル分を供給し、土壌微生物の活動を活発化させる効果もあります。

土にまつわるさまざまな用途EMの主な使い方

1種や苗処理に

種をまく前に1000倍に希釈したEM Gardenを脱脂綿に湿らせ、たねを包み冷蔵庫で予冷します。
購入してきた苗は、植え付け前に1000倍のEM Gardenに30分位浸けこんで定植します。
育苗期間中は、EMGardenとEM・3Sの500倍希釈液を3回ほど散布する。

2資材の処理に

堆肥の再発酵
使う堆肥を山積みにして表面からEM Gardenの100培希釈液をかけて、シートをかける。堆肥の臭いがなくなるまで続ける。
EMボカシの製造
肥料として使用する米ぬかや油カス、鶏糞などはEMボカシにする。

3土づくり(再生の場合)

プランター14リットルの場合

資材
  • 腐葉土 2リットル
  • EMボカシII型 200g〜400g/㎡
  • くん炭 2リットル
  • EM Garden、EM・3S
手順
前回栽培した土に上記資材をよく混ぜ、EM Garden、EM・3Sの100倍希釈液をたっぷりとかけ、ビニールでプランターを覆い、2週間ほど温かいところで保管する。

畑の場合

資材
  • たい肥(バーク堆肥、牛糞堆肥、腐葉土など) 2㎏/㎡
  • EMボカシII型 200g/㎡
  • 貝化石(カキ殻石灰) 100g/㎡
  • くん炭 400ml/㎡
  • EM・1、EM・3S
手順
上記資材を土壌表面に散布して、軽く耕起する。畝(うね)立てをし、その後、畝(うね)の表面に草質たい肥をできるだけ厚く敷き込む。上からEM Garden100倍、EM・3Sの100倍希釈液をたっぷりとかける。

4栽培期間中の土壌管理に

土壌中の微生物の維持、増殖のために、EM Gardenを500倍とEM・3Sを500倍に希釈した液を灌水代わりに入れる。
2週間に一回は上記の配合の菌を添加する。

5病害虫予防に

病害虫予防にはEM Gardenの中に3%の塩を入れたものと散布の友、EM・3Sを各300倍で葉面からかける。3日間毎日かけて様子をみる。