梅雨の長雨で野菜が枯れる・腐る…泥はね・根腐れ・カビを防ぐ6つの対策
Q. 梅雨の長雨で家庭菜園の野菜が次々と枯れたり腐ったりします。
泥はね・根腐れ・カビを防ぐにはどうすればいいですか?
梅雨のトラブルの大半は「泥はね」「過湿による根腐れ」「多……
更新剪定は、ナス・ピーマン・シシトウの株を7月下旬〜8月上旬に大胆に切り戻し、9月以降の「秋ナス」「秋ピーマン」を狙う栽培テクニックです。枝を3分の2ほど切り、根切りをして、お礼肥えを与える——この3点セットが基本の手順です。
剪定後の1ヶ月は収穫がストップしますが、9月以降に再び実がつき始めます。秋ナスは昼夜の気温差で実が引き締まり、夏のナスとは違うおいしさがあります。「もうダメかな」と株を抜く前に、一度試してみる価値のある作業です。
更新剪定とは、疲れた夏野菜の枝を大胆に切り戻し、株を一度リセットすることで、新しい枝と実を出させる栽培テクニックです。人間で言えば「夏休み」のようなもので、株に回復の時間を与えます。
剪定後は一時的に収穫がストップしますが、約1ヶ月後には新しい枝が伸びて花が咲き、再び実がなり始めます。霜が降りる前の10月末〜11月上旬まで収穫が続くこともあります。
| 野菜 | 更新剪定の適期 | 秋の収穫開始の目安 | 適性 |
|---|---|---|---|
| ナス | 7月下旬〜8月上旬 | 9月上旬〜 | ◎ 効果が出やすい |
| ピーマン | 7月下旬〜8月中旬 | 9月中旬〜 | ○ 効果あり |
| シシトウ・万願寺唐辛子 | 7月下旬〜8月中旬 | 9月中旬〜 | ○ 効果あり |
| トマト | − | − | △ 非推奨(回復しにくい) |
| キュウリ | − | − | × 不適(新しい苗を植える方が早い) |
トマトやキュウリは更新剪定に向かないため、収穫が終わったら撤去して秋野菜の準備に切り替えるほうが効率的です。
ナスは更新剪定の効果が出やすい野菜です。以下の手順で行ってください。
切り戻しと根切りで傷ついた株は、その後の1〜2週間で新しい根と芽を出す準備に入ります。EMボカシⅡ型と堆肥は、その回復期間に株が利用できる養分の供給源になります。
ピーマンとシシトウはナスほど大胆に切らなくても、剪定の効果が見込めます。
プランターでも更新剪定は有効ですが、地植えと違って土の量が限られているため、追肥と土の入れ替えに気を配る必要があります。
8月中旬を過ぎてしまうと、秋の気温低下までに十分な回復期間が取れず、更新剪定の効果が出にくくなります。その場合は無理に切り戻さず、以下の方法で対応してください。
「剪定する価値があるか」は、株の状態で判断します。以下のチェックリストで2つ以上当てはまれば、剪定の価値があります。
逆に、株元が黒く変色している・葉が全体的に黄色い・茎を切っても水が出ないといった状態であれば、回復は難しいので撤去して秋冬野菜の準備に進むほうが現実的です。
病気が出ていない枝なら、細かく切ってEMボカシⅡ型と一緒にコンポストに投入できます。病気の枝(灰色かび病、青枯病など)は堆肥化せず、家庭ゴミとして処分してください。
気象条件に左右されますが、関東以南の平地で7月末までに剪定を済ませた場合、9月中旬から10月いっぱいまで収穫が続くことが多いです。9月の朝晩の気温が下がる頃の実は、皮も実も柔らかく、夏のものより味がのると感じる方が多いです。
主に3つの原因が考えられます。①水のやりすぎで根が傷んでいる、②切り戻しが極端すぎた(節が残っていない)、③株自体の体力が尽きていた——のいずれかです。1〜2週間様子を見て新芽が出ない場合は、回復が難しいケースが多いです。
ピーマンはナスほど剪定の効果が劇的ではありません。実つきが落ちてきたら、込み合った枝を間引く程度の軽い剪定で十分です。追肥を欠かさず、株を疲れさせないことのほうが重要です。
プランターでも可能です。ただし土の量が限られているため、地植えより慎重に行ってください。剪定の量は3分の1〜半分程度にとどめ、追肥と新しい土の補充をしっかり行うのがコツです。
剪定直後の株は弱っているため、極端な水切れは致命傷になります。萎れているのを見つけたら、すぐに半日陰に移して朝夕にたっぷり水やりしてください。3〜4日で持ち直すことが多いです。
更新剪定は「やるか・やらないか」で秋の収穫量に大きな差が出る作業です。特にナスは、切り戻しの効果が出やすいため、ぜひ一度試してみてください。失敗しても株を一つ失うだけ。経験として残ります。
プランター、レタスミックス、EM Garden、有機培養土のセットです。