Q.1年続けて感じた成果と課題をどう整理すれば良いですか?

1年家庭菜園を続けると、「うまくいったこと」や「もっとこうすればよかった」という気づきがたくさん出てきますよね。
せっかく1年がんばったのなら、来年は“もう一歩ラクに・もう一段うまく”にしていきましょう。
むずかしい振り返りは不要。次の4ステップだけで十分です。

① 記録の取り方(今日からできる簡単版)
⇒ 道具はスマホだけでOK。「写真+ひとことメモ」を残します。
 例)4/25 小松菜を定植。朝だけ日が差す。水やり朝1回。葉色○。
撮る角度は毎回同じ(定点)。1鉢=1フォルダにすると見返しやすい。

⇒週1回だけ“まとめメモ”
こんなことをメモしておくと、後々参考になります。
 例)日照(何時間くらい?)/水やり回数/肥料・EMの有無/気づき

◆メモテンプレ(コピペ用)
・作物/品種:
・日当たり(目安):
・水やり(回/週):
・肥料・EM:
・困ったこと:
・良かったこと:


    ② 失敗原因の特定(原因はだいたい5択)
    迷ったら下の順にチェックすると切り分けが簡単です。
    1) 水・・・ 乾きすぎ? 与えすぎ?(表土が乾いてから、鉢底から流れるまでが基本)
    2) 光・・・ 日照2~4時間以下だと軟弱徒長しやすい(白壁・反射板・高さで補助)
    3) 温度・・・ 真夏の直射/冬の冷え込み(遮光・簡易カバー)
    4) 土・・・ 目詰まり/栄養切れ(堆肥・くん炭・EMボカシⅡ型でリフレッシュ)
    5) 密度 / 病害虫・・・ 混みすぎ・風通し不足(間引き+防虫ネット+観察)

    ◆症状のヒント
    ・ひょろ長い:光不足や密植 / 葉が黄化:肥料切れ or 過湿
    ・しおれ:昼だけ→暑さ、朝夕も→根傷み・過湿
    ・葉が食われる / 縮れる:害虫・ウイルスを疑う(早めに除去・更新)


    ③ 作付けの見直し(来年の“勝ちパターン”をつくる)
    ・「よく育った×よく食べた」を残す(リピート枠)
    ・半日陰なら⇒ 葉物・ハーブ中心に。果菜は“1株だけ”で様子見
    ・連作は避ける⇒ 同じ科は1シーズン空ける(例:アブラナ科→翌年は葉物以外へ)
    ・配置を最適化⇒ 光が入る手前=果菜/奥=葉物。背の高い順に奥→手前
    ・カレンダー化⇒ 播種/定植/追肥/収穫の“目安週”を1枚に集約


    ④ 資材アップグレードの優先順位(少額で効く順)
    1位⇒ 土の改良:培養土の質アップ+堆肥・くん炭・EMぼかしⅡ型を少量
    2位⇒ 防虫ネット:物理バリアが一番ラク。黄色粘着シートを併用
    3位⇒ 反射板・白ボード・鉢上げ台:半日陰でも光量を底上げ
    4位⇒ 支柱・クリップ:果菜を“垂直仕立て”で省スペース・病害減
    5位⇒ 水やり効率:ペットボトル給水キャップ→必要になったら自動潅水へ
     (計測系のpHメーター等は後回しでOK。困ったら検討)

    家庭菜園の記録ができるアプリや、市販の菜園ノートなどを活用するのも◎。
    園芸雑誌には、記録ノートが付録についていることも。

    “写真+ひとこと”の積み重ねが、次の1年の最強マニュアルになります!
    続けることが一番!
    完璧を目指さず、まずは週1メモから始めましょう。