Q.野菜がすぐに枯れてしまう原因は何でしょうか?

せっかく植えた野菜が枯れてしまうと、がっかりしますよね。

原因は大きく4つに分けられます。ひとつずつ確認して、次の栽培に活かしましょう。

 

① 水やりのトラブル

水をあげても根に届いていなかったり、排水が悪くて根のまわりが酸欠になり、苗が枯れることがあります。

・土が乾きすぎていて水が染み込まない

プランターの土がカラカラだと、水をかけても表面で弾かれて根に届かない場合があります。

 → 土をあらかじめ湿らせてから入れる/全体に染み込むようにたっぷり水をやり、下から水がしみ出すまで与える/植え穴に水がたまるくらい水を入れてから植え付ける。

・底の土が締まって水が滞留する

プランターの底の部分の土が締まって排水できないと、根のまわりが酸欠になり枯れることがあります。

 → 植え付け前に「水がきちんと抜けるか」を確認してから植え付ける。

 

② 肥料のやり方のトラブル

肥料は「多いほど良い」「根の近くにあれば良い」というものではありません。根が傷まない施し方を意識しましょう。

・化学肥料の入れすぎ(肥料やけ)

元肥や追肥で、植え穴や株元にまとめて化学肥料を施すと、根が焼けて枯れることがあります。

 → 肥料は少しずつ、株から離して施用する。

・未熟な堆肥や有機質肥料を大量に入れた

鶏ふんなどの有機質肥料や、発酵不十分で臭いのきつい堆肥は、土と混ぜると発熱したり臭いが出たりします。

その状態で苗を植えると根傷みを起こし、枯れることがあります。

 → 土の中に堆肥や肥料を入れた場合は、土になじむまで(夏場で2週間以上)時間をあけてから、種まきや苗の定植を行う。

 

③ 環境ストレス(温度・日差し)

プランター栽培は、畑より環境変化を受けやすく、条件が過酷になりがちです。

・植え付け直後に強い直射日光を当てた

まだ根が張っていない状態で夏の強い日差しに当てると、枯れることがあります。

 → 活着するまでは、半日陰などで数日間養生する。

・コンクリートの照り返し

コンクリートの上に直接置くと、土が高温になり根が傷みます。

 → すのこや台の上に置くなどして、熱を逃がす工夫をする。

 

④ 病害虫・苗の質

苗そのものの状態や、土の中の虫が原因になることもあります。

・苗自体に問題がある

植え付け時に根や茎を傷つけた/徒長や老化した苗は活着が悪く、病気にかかったり枯れたりします。

・根を食べる虫がいる

コガネムシの幼虫やネキリムシは、プランターにも入り込むことがあります。

苗が急にぐったりしたら、土を軽く掘って幼虫がいないか確認してみましょう。

 

次に植えるときにおすすめの手順(ミスを減らすコツ)

  1. 新品の培養土を使う
  2. 元肥は控えめにする
  3. 植え付け直後にたっぷり水をやる
  4. 数日間は半日陰で養生する

 

プランター栽培は、環境も土もシビアで失敗しやすいものです。

失敗が続いても「単に条件が厳しいだけ」のことも多いので、要因をひとつずつ潰していけば、安定して育つようになります。