Q. 栽培で使われる「炭」にはどのような役割がありますか?

は主に合成型の微生物、特に光合成細菌が土壌中で安定的に生育するための手助けになると述べられています。炭には微生物が住み着きやすい構造があり、光合成細菌だけでなく、窒素固定菌や菌根菌といった植物と共生する微生物の「ジャングル」を作るのに役立つと考えられています。また、炭に直接EM(有用微生物)を含ませて使うこともあります。
菜園やプランターの土に炭を混ぜると下記の効果があると言われています。

◆ 物理性の改善

炭は多孔質(細かい穴がたくさんある)で、土の中に空隙を作り、保水性や保肥性、通気性の改善に使われます。

 

◆ pHの上昇

炭はアルカリ性であるため、酸性土壌のpHを調整することができます。ただし一度に多量の炭を入れるとpHが上がりすぎて生育に悪影響を及ぼすことが懸念されます。

 

◆ 炭素を土壌に貯留することができる。

炭は分解されにくく、土に入れることで炭素を土壌に閉じ込める効果があります。
温暖化対策で注目されている効果です。

 

◆ 微生物を保護する。

炭は高温で焼かれている事もあり無菌の細かい穴がたくさん開いています。その穴に微生物が安定して生息することできます。EMの中で中心的な役割をする光合成細菌は炭の中で長い期間生息することが確認されています。

 

◆ 植物の根を守る。

炭を根元に入れると根の張りを改善することが知られています。
苗を育てる土や苗の植え穴に炭を入れることで根の張りを改善し、生育が安定する事が見られます。