Q.マンションの狭いベランダでも大丈夫!プランター不要の「袋栽培」で始める有機野菜

この記事でわかること

マンションの狭いベランダでも始められる「袋栽培」の具体的な方法を解説します。プランターを買わなくても、培養土の袋をそのまま使って野菜を育てる手順から、EMを活用した管理方法までご紹介します。

袋栽培なら狭いスペースでも本格的な野菜作りができます

袋栽培とは、培養土が入った袋をそのままプランター代わりに使う栽培方法です。袋の上部を開けて種や苗を植えるだけなので、初期費用を抑えられ、収穫後は袋ごと処分できる手軽さが魅力です。

マンションのベランダは限られたスペースですが、袋栽培なら壁際に並べたり、段差をつけて配置したりと、空間を有効活用できます。土のう袋を使えばさらに自由な形に対応でき、狭い隙間も活かせます。

また、袋の中でEMボカシⅡ型を使った土作りをすれば、有機栽培も可能です。EMボカシⅡ型は連作障害の防止や病気・害虫への耐性向上、果実の糖度向上といった効果が期待できる発酵肥料です。化学肥料や農薬を使わない安心・安全な野菜を、自宅のベランダで収穫する喜びを体験できます。

袋栽培に必要なもの

袋の選び方

培養土の袋をそのまま使う方法が最も手軽です。20リットル程度の培養土を購入し、袋の上面を切り開いて使います。底に水抜き穴を数カ所開けることを忘れずに。

土のう袋を使う方法は、より自由度が高くなります。ホームセンターで安価に入手でき、サイズも選べます。黒色の土のう袋は日光で劣化しにくく、1シーズン程度は十分に使えます。

不織布ポットを使う方法もあります。通気性が良く、根腐れしにくい特徴があります。見た目もすっきりしているため、ベランダの景観を気にされる方におすすめです。

用意する資材

袋(培養土袋・土のう袋・不織布ポットのいずれか)、有機培養土、EMボカシⅡ型(土1リットルに対し10〜20g)、EM Garden(希釈用)、鉢底石(排水性を高めたい場合)を準備します。

袋栽培の始め方(手順)

ステップ1:袋の準備

培養土の袋をそのまま使う場合は、袋の上面を切り開きます。切り口は折り返して補強すると破れにくくなります。底面には、キリや割り箸で排水用の穴を5〜6カ所開けてください。

土のう袋を使う場合は、底に排水穴を開けた後、鉢底石を2〜3センチ敷き、その上に培養土を入れます。

ステップ2:EMを使った土作り

培養土にEMボカシⅡ型を土1リットルあたり10〜20gの割合で混ぜ込みます。20リットルの培養土なら200〜400gが目安です。EMボカシⅡ型は化学肥料との併用を避けてください。有機栽培で使用することで、その効果を最大限に発揮します。

次に、EM Gardenを100倍に希釈した液を1〜2リットル、土全体にまんべんなくかけます。土がしっとりと湿る程度が適量です。

すぐに植え付けたい場合はこのまま進めますが、可能であれば袋の口を閉じて2週間ほど寝かせると、微生物が活性化してより良い土になります。

ステップ3:植え付け

袋の上面に、育てたい野菜の種または苗を植え付けます。袋栽培に適した野菜は後述しますが、深さが確保できるためミニトマトやナス、キュウリなども栽培可能です。

植え付け後は、たっぷりと水をあげてください。袋の底から水が流れ出るまで与えるのが目安です。

袋栽培に適した野菜

初心者におすすめ

ミニトマトは袋栽培の定番です。培養土25リットル程度の袋なら、1袋に1株を植えます。支柱を立てて誘引すれば、狭いスペースでも上に伸ばせます。

リーフレタスは生育期間が短く、約1ヶ月で収穫できます。外葉からかき取って収穫すれば、長期間楽しめます。

ラディッシュ(二十日大根)は名前の通り約20日で収穫できる手軽さが魅力です。袋の表面に筋まきして間引きながら育てます。

中級者向け

ナスは高温を好むため、袋の黒色が地温を上げる効果もあり相性が良いです。1袋に1株が基本です。

ピーマンも袋栽培に適しています。ナス同様、地温が確保しやすい袋栽培のメリットを活かせます。

キュウリはネットを設置すれば、壁面を活用して省スペースで栽培できます。

EMを活用した管理方法

定期的なEM Garden散布

週に1〜2回、EM Gardenを500倍に希釈した液を葉面と土に散布します。霧吹きを使うと便利です。微生物の働きで土壌環境が整い、病気にかかりにくい丈夫な野菜が育ちます。

なお、EM Gardenのボトル内に沈殿物が見られることがありますが、これは微生物の塊です。表面に白い浮遊物が現れることもありますが、これは酵母菌で、いずれも品質に問題はありません。使用前によく振ってからお使いください。

追肥のタイミング

植え付けから3〜4週間後を目安に、EMボカシⅡ型を株元に軽くまきます。土の表面にパラパラと撒く程度で十分です。実がなる野菜は、最初の実が膨らみ始めたら2回目の追肥を行います。EMボカシⅡ型は使用期限がなく、温度変化が少ない日の当たらない冷暗所で保管すれば長期間使えます。

袋栽培の片付け方

収穫が終わったら、袋ごと処分できるのが袋栽培の大きなメリットです。ただし、自治体によって土の処分方法が異なりますので、お住まいの地域のルールを確認してください。

土を再利用したい場合は、EMボカシⅡ型で土をリフレッシュさせることも可能です。詳しくは「土の再生方法」の記事をご参照ください。

まとめ

袋栽培は、プランターを買わなくても始められ、狭いマンションのベランダでも本格的な野菜作りを楽しめる方法です。EMボカシⅡ型を活用すれば有機栽培も可能で、安心・安全な野菜を自宅で収穫できます。まずは培養土を1袋購入して、ミニトマトやリーフレタスから始めてみてはいかがでしょうか。

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