冬(11月〜2月)から始められる家庭菜園はありますか?
はい。冬こそ初心者が「有機野菜デビュー」するのに向いている季節ともいえます。 家庭菜園は春から始めるイメージが強いですが、有機栽培にとって冬は害虫が少なく、管理しやすい時期です。 1.冬でも種まき……
お金をかけずにベランダ菜園を始めたい方へ、100円ショップで買える優秀な園芸グッズの選び方と、安価な土を高品質に変える「微生物活用」の裏技を解説します。
答えは「YES」です。最近の100円ショップの園芸コーナーは驚くほど充実しており、プランター、支柱、スコップ、ジョウロ、防虫ネットなど、基本的な道具はすべて揃います。デザインもおしゃれなものが増えており、低予算でも見栄えの良いベランダ菜園が実現可能です。
ただし、一点だけ注意したいのが「土」の質です。安価な土は養分が少なかったり、水はけが悪かったりすることがあります。そこで活用したいのが微生物の力。安価な土を「育つ土」にアップグレードさせる方法をご紹介します。
長方形の標準プランターから、ハーブ用の丸鉢、吊り下げタイプのバスケットまで、100均で様々な種類が手に入ります。最近では袋栽培用の丈夫な布製バッグも登場しています。
選び方のポイント:底に排水穴が開いているか必ず確認しましょう。穴がない鉢は観葉植物用で、野菜には向きません。
トマトやキュウリなど上に伸びる野菜には支柱が必須です。100均のワイヤーネットを結束バンドで組み合わせれば、おしゃれで丈夫な「トレリス(つる棚)」を自作できます。
100均の不織布や洗濯ネットを支柱にかぶせれば、簡易的な防虫トンネルになります。虫の侵入を物理的に防ぐことで、農薬を使わない栽培が可能です。
霧吹き、園芸用はさみ、名札ラベル、水切りネット(排水溝フィルター用)なども100均で揃います。初期投資を抑えながら、必要なものを一通り準備できます。
100円ショップで販売されている土や、昨シーズンの使い古した土でも、微生物の力で「高級培養土」並みの品質に改善できます。
ステップ1として、100均の土(または古い土)を大きめのビニール袋に入れます。
ステップ2では、発酵ボカシ肥料を土10リットルあたり一握り(約100g)加えて、よく混ぜ合わせます。
ステップ3として、微生物希釈液(100倍に薄めたもの)を土全体がしっとりする程度に加え、さらに混ぜます。
ステップ4で袋の口を閉じ、日陰で2週間ほど寝かせます。
この「発酵プロセス」により、土の中の有機物が微生物によって分解され、植物が吸収しやすい栄養豊富な土に生まれ変わります。高価な完熟培養土を購入するのと同等の効果が得られます。
100均グッズだけで始める場合の目安費用をご紹介します。
プランター(2個):220円
土(2袋):220円
鉢底石:110円
スコップ:110円
ジョウロまたは霧吹き:110円
支柱セット:110円
種(2種類):220円
合計:約1,100円
これに発酵ボカシ肥料(ホームセンターで500円程度)を加えても、約1,600円で本格的なベランダ菜園がスタートできます。
プラスチック製品は紫外線で劣化しやすいものがあります。特に夏場は日に当たる部分がもろくなることがあるため、シーズンごとに状態を確認しましょう。
100均のプランターはコンパクトなものが多いです。トマトやナスなど大きく育つ野菜には、ホームセンターで少し大きめのプランター(500円程度)を購入する方が結果的に育ちが良くなります。
道具は100均で賢く揃え、土の中の「見えない微生物」に少しだけ投資する。これが低予算でベランダ菜園を成功させるスマートな戦略です。まずは手軽に始めて、楽しさを実感してから徐々にグレードアップしていくのがおすすめです。