水やりで失敗しない!EM Garden活用術

「家庭菜園は水やりがむずかしい」とよく言われます。
水が少なければ苗はしおれ、多すぎれば根が傷んでしまう…
これが初心者が最初につまずきやすいポイント。

そこで頼りになるのが、毎日の水やりに微生物資材をプラスする工夫
ここでは「EM Garden」を使って、実際にどう取り入れればいいのかを紹介します。

どうして水やりに微生物をプラスするの?

水やりに微生物を加えると、土の中で発酵型の環境がつくられます。
発酵型になると、有機物が分解されて野菜が使いやすい栄養分に変わりやすくなり、根がしっかり張れる環境が整います。

これは「薬のように効く」という話ではなく、微生物のはたらきで土が元気になりやすいという自然の仕組みを生かす方法なのです。

EM Gardenの使い方の目安

  • 発芽したばかりの双葉のころ
     → 1000倍くらいに薄めて、2〜3日に1回の水やりに。

  • 本葉が3枚以上出てきたころ
     → 500倍程度に薄めて、毎日の水やりに混ぜても大丈夫。

水やりの基本は、土の表面が乾いていたら、鉢の底から染み出てくるくらいたっぷりと水やりをします。
一度にたくさん与えるよりも、毎日少しずつ様子を見ながら使うことがポイントです。

観察してみよう

EM Gardenを使っていると、こんな変化が観察できるはずです。

  • 苗の茎や葉がしっかりしてくる
  • 生育初期に背丈はゆっくりでも、根元から安定感が出る
  • 土のにおいが「すっきり」してくる

「背丈が伸びないから失敗かな?」と思う時期もありますが、それは土の中でじっくりと体をつくっている合図
あせらずに見守りましょう。

水やりにEM Gardenを取り入れることは、難しいテクニックではありません。
ちょっとした工夫で、微生物の力を味方につけて、家庭菜園をぐんと続けやすくしてくれるのです。