2月〜3月に種まきや植え付けを始められる春野菜にはどんなものがありますか?準備のスケジュールを教えてください。
2月に種まきできる野菜一覧
2月はまだ寒さが残りますが、耐寒性のある品種なら種まきが可能です。
屋外では
小松菜
ほうれん草
春菊
ラディッシュ
カブ
が……
秋冬野菜の準備は「夏の暑い盛りが勝負」です。大根・白菜・ブロッコリーは7月〜8月の種まきが基本で、6月のうちに土づくりを始めないと間に合いません。土の準備から逆算して2〜3週間のなじませ期間を取るので、収穫スペースが空き次第すぐに作業に入ります。
真夏の種まきは春と勝手が違います。発芽中の乾燥対策と、苗の遮光が春の作業との大きな差です。慣れていない方ほど、最初は1〜2品種に絞って始めるのがおすすめです。
| 時期 | やること | 対象野菜の例 |
|---|---|---|
| 6月下旬〜7月上旬 | 土づくり・畝立て・堆肥すき込み | 全品種共通 |
| 7月上旬〜中旬 | 種まき(育苗ポット) | ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー |
| 7月下旬〜8月上旬 | 種まき(直播きor育苗) | にんじん、大根(早生種) |
| 8月中旬〜下旬 | 種まき・定植 | 白菜、レタス、大根(中晩生種) |
| 9月上旬〜中旬 | 種まき | ほうれん草、小松菜、春菊、カブ |
| 10月〜 | 間引き・追肥・収穫開始 | 小松菜、ラディッシュ(早いもの) |
| 11月〜翌2月 | 収穫本番 | 大根、白菜、ブロッコリー、ほうれん草 |
関西〜九州はこのスケジュールより1〜2週間遅らせて、東北・北海道は1〜2週間早めて調整してください。
秋冬野菜の土づくりは、夏野菜の収穫が終わったスペースから順次取りかかります。まだ夏野菜が収穫中の場合は、7月の更新剪定や撤去のタイミングに合わせて土づくりを行ってください。
夏の高温期は微生物の活動が旺盛なため、ボカシの分解と土へのなじみが春よりも早く進みます。逆にこの時期に生の有機物を入れてすぐに種を播くと、未分解の有機物がガスを発生させて発芽障害を起こすことがあるため、なじませ期間は必ず設けてください。
7〜8月の種まきは気温が高いため、春の種まきとは異なる注意が必要です。
限られたスペースを活かすには、夏野菜の撤去と秋冬野菜の準備をスムーズにつなぐ「リレー栽培」の発想が大事です。
| 夏野菜 | 撤去時期の目安 | 後作におすすめ |
|---|---|---|
| キュウリ | 7月下旬〜8月上旬 | 大根、にんじん、ほうれん草 |
| トマト | 8月中旬 | 白菜、ブロッコリー(育苗済みの苗を定植) |
| 枝豆 | 7月下旬 | マメ科の後はアブラナ科がおすすめ:大根、カブ |
| ナス・ピーマン(更新剪定する) | 10月末〜11月 | 同じ場所での秋冬野菜は難しいので、別スペースを準備 |
連作障害を避けるため、同じ科の野菜を続けて植えないことが基本です。例えばナス科の後にアブラナ科(大根・白菜・小松菜)、ウリ科の後にマメ科やアブラナ科、というローテーションが定番です。
プランター栽培でも秋冬野菜は十分に楽しめます。地植えと違って土の入れ替えがしやすいため、連作障害の心配が小さいのが利点です。
プランターの土は「再生材」(市販の古土再生材)を活用すると、ボリュームを補いつつ団粒構造の改善ができます。EMボカシⅡ型と組み合わせれば、繰り返しプランター栽培をしても土の質を保ちやすくなります。
夏野菜の収穫を優先して構いません。秋冬野菜の準備は「収穫スペースが空いた順に着手する」のが現実的です。すべてのスペースを一気に切り替える必要はなく、空いたところから順次土づくりを始めれば、結果的に長い期間収穫が続きます。
主な原因は「土の表面温度が高すぎる」「乾燥が激しい」「種を深く埋めすぎている」の3つです。特に7月下旬〜8月の地表温度は40℃を超える日があり、種が熱で傷みます。不織布や寒冷紗をかけて遮光し、朝夕の水やりを欠かさないことが対策になります。
ブロッコリーは涼しい気候を好むため、真夏の育苗は条件が悪い時期にあたります。室内の窓辺(エアコンの効いた部屋)で苗を作る方法もあります。光が足りない場合は、本葉が出てから屋外の遮光ネット下に移動してください。
大根は直播きが基本です。直根性で移植を嫌うため、ポットで育てて定植すると根が曲がる「またね大根」になりやすいです。畑やプランターに直接2〜3粒ずつ蒔き、本葉が出たら間引きで1本にします。
同じ場所で続けて栽培する必要がある場合は、土の入れ替えと、EMボカシⅡ型・完熟堆肥のすき込みで土の状態を整えるのが現実的な対策です。完全な連作障害の回避は難しくても、土壌微生物のバランスを保つ管理を続けることで、症状を出にくくする助けになります。
9月以降のスタートでも、ほうれん草、小松菜、春菊、カブ、ラディッシュ、リーフレタスなどは十分間に合います。種まきから40日前後で収穫できる「短期間品種」を選ぶのがコツです。大根や白菜は9月上旬がぎりぎり、9月下旬以降は早生種に絞られます。
秋冬野菜は、夏野菜に比べて病害虫の発生が少なく、管理しやすい時期にあたります。初心者の方にとっても取り組みやすい季節ですので、この機会にぜひ計画を立ててみてください。6月のうちに土づくりを始めておけば、7月の種まきに余裕を持って臨めます。
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