Q.ベランダの日当たりが悪い場合でも育つ野菜は?
半日陰でも葉物野菜やハーブを中心に栽培できます!
日当たりが悪いベランダでも、適切な野菜選びと工夫で家庭菜園は十分に楽しめます。リーフレタス、小松菜、水菜、サラダほうれん草、青じそ、ミント、バジルといった葉物野菜やハーブは、1日2〜4時間程度の日照でも元気に育ちます。光量不足には、アルミ反射板や白い壁を活用した光の集め方、鉢を高い位置に置く工夫が効果的です。栽培成功のコツは、光量に応じた品種選び、水やりを控えめにして根腐れを防ぐこと、風通しを確保して病害虫を予防することです。記事では、おすすめ野菜10選の必要光量・鉢サイズ・収穫日数を一覧で紹介し、徒長を防ぐ具体的な対策や、スーパーのネギを使った再生栽培のアイデアも提供しています。半日陰という環境を逆手に取り、手軽に始められるベランダ菜園で、新鮮な野菜を育ててみませんか。
ベランダが半日陰でも大丈夫!
1.葉物野菜・ハーブ中心の選択で問題なく育てられます
2.光の当て方を工夫すれば、生育は十分に可能です
3.鉢のサイズや品種の選び方を工夫することで成功しやすくなります
◆光量が足りないときの改善方法|3つの簡単な工夫
1. アルミ反射板や白い板で光を集める
プランターの背後に立てかけることで、日光を跳ね返して野菜に当てることができます。手作りでOKです。
2. 白壁の近くに鉢を配置する
ベランダの白い壁は自然な反射板になります。可能な範囲で壁際に寄せてみましょう。
3. 鉢を高い位置に置く
ブロックや台の上に鉢を置いて少し高くすることで、日光の当たる範囲が広がります。下からの湿気対策にもなります。
◆おすすめ野菜10選|必要光量・鉢サイズ・収穫日数の目安
半日陰でも育てやすい野菜には、青ネギ、ミツバ、小松菜、レタス、ほうれん草などがあります。
葉物野菜は比較的光が少なくても育ちます。
例えば、ネギは再生栽培がおすすめ。スーパーなどで購入したネギの根際をプランターなどに埋めておけばOK。
また、青じそは風通しさえあれば、日陰でも虫が付きにくくベランダ菜園向きの野菜です。
| 野菜名 | 必要光量(目安:lx) | 鉢サイズ(直径×深さ) | 収穫までの日数(目安) |
|---|---|---|---|
| リーフレタス | 5,000〜10,000 | 20cm × 20cm | 約30〜40日 |
| 小松菜 | 6,000〜12,000 | 25cm × 25cm | 約30〜45日 |
| 水菜 | 6,000〜12,000 | 20cm × 20cm | 約30〜40日 |
| サラダほうれん草 | 6,000〜13,000 | 25cm × 25cm | 約35〜50日 |
| ラディッシュ | 6,000〜10,000 | 20cm × 20cm(浅め可) | 約25〜35日 |
| カブ(小型) | 7,000〜12,000 | 25cm × 25cm | 約30〜40日 |
| バジル | 8,000〜14,000 | 20cm × 20cm | 約30〜50日 |
| 青じそ(大葉) | 6,000〜10,000 | 20cm × 25cm | 約40〜60日 |
| ミント | 5,000〜9,000 | 18cm × 18cm | 約30〜50日(多年草) |
| パセリ | 6,000〜10,000 | 20cm × 20cm | 約60〜90日(多年草) |
日照時間が1日2~4時間でも、上記の野菜であれば比較的元気に育ちます。


もう1ポイント
半日陰でも野菜は育てられますが、ちょっとした工夫や注意で、より元気に、失敗しにくくなります。
以下のポイントをおさえておきましょう。
● 光量と生育速度の関係
半日陰に強い野菜でも、光が少ないほど生育はゆっくりになりがちです。
葉の色が薄くなったり、もやしのようにひょろひょろと伸び、徒長(とちょう)することがあります。
⇒白い壁の近くに鉢を置いたり、アルミ板などを使って反射光を取り入れる工夫をすると、少ない日照でも元気に育ちやすくなります。
● 水やりと通気のバランス
日があまり当たらない場所では、土が乾きにくいため、水やりの回数は控えめに。
土の表面がしっかり乾いてから水を与えるのが基本です。
湿ったままの状態が続くと、根腐れを起こす可能性があります。
● 風通しをよくする
風通しが悪いと、病気や害虫(アブラムシ・カビなど)が発生しやすくなります。
鉢やプランターを詰め込みすぎず、少し間隔をあけて配置しましょう。
⇒特に葉物野菜は風通しが重要。空気の流れがあるだけでも病気のリスクが減ります。
