Q.トマトの逆さま栽培・空中栽培とは何ですか?普通の育て方との違いは?

ペットボトルを逆さまに吊るし、下から茎を垂らして育てる方法です。日当たりと風通しが良くなり、病害虫のリスクを減らせます。

トマトの逆さま栽培は、その名の通り、ペットボトルを逆さまに吊るし、底の穴から茎を下に垂らして育てるという斬新な栽培方法です。別名「空中栽培」とも呼ばれ、ベランダや軒先などの限られたスペースを有効活用できる画期的な技術です。

逆さま栽培のメリットは多岐にわたります。まず、茎や葉が地面に触れないため、病害虫のリスクが大幅に減ります。地面から這い上がってくるナメクジや、土から感染する病気を防げるのです。また、茎が下に垂れることで、日当たりと風通しが自然に良くなり、健康的に育ちます。

さらに、トマトは本来、茎を支柱で支える必要がありますが、逆さま栽培なら支柱が不要です。重力に任せて自然に垂れ下がるため、手間が省けます。

作り方の手順は以下の通りです。まず、2リットルのペットボトルの底に、直径3〜4cmの穴を開けます。ペットボトルに培養土を8分目まで入れ、底の穴からトマトの苗を差し込みます。このとき、根が土の中に収まり、茎だけが外に出るように調整します。

茎が抜けないよう、穴の周りにスポンジやガーゼを詰めて固定します。ペットボトルのキャップはしっかり閉め、上部に穴を開けて水やり用の注ぎ口にします。

最後に、ペットボトルを逆さまに吊るします。ベランダの物干し竿や軒先のフックを利用し、ひもで固定しましょう。風で揺れないようしっかり固定することが重要です。

水やりは上部の穴から行います。土が乾いたら少量ずつ水を注ぎ、底から水が漏れない程度に調整します。肥料は液体肥料を2週間に1回程度与えましょう。

逆さま栽培に適しているのは、ミニトマトや中玉トマトです。大玉トマトは実が重すぎてペットボトルが傾くため、小型品種を選んでください。

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