土壌の「腐敗」と「発酵」は何が違うのですか?
同じ分解でも結果は正反対!「腐敗」は有害物質と悪臭、「発酵」は有用成分を生み出します。 どちらも有機物が微生物によって分解される過程ですが、結果が異なります。 腐敗は、主に嫌気的な(酸……
花壇や畑の土が固くなる原因は主に3つあります。第一に「有機物の不足」。土壌中の有機物が分解されて減少すると、土の粒子同士が密着して固くなります。第二に「微生物の減少」。化学肥料の過剰使用や乾燥により、土を柔らかく保つ微生物が減少します。第三に「粘土質の土壌」。日本の多くの地域は粘土質の土壌で、雨で水を含むと粘り、乾くとカチカチに固まる性質があります。プランターの場合は既存のFAQ「プランターの土が固くなってきた場合の対処法は?」をご覧ください。ここでは花壇・畑の地植え環境に特化した改良法を解説します。
固い土に対する最も基本的な改良は、有機物の大量投入です。1平方メートルあたり完熟堆肥3〜5kg、腐葉土2〜3kgを目安に混ぜ込みます。粘土質の土には特にバーク堆肥が効果的で、木の繊維が長期間土の中に残って隙間を作り続けます。混ぜ込む深さは30cm程度。スコップで天地返しをしながら、まんべんなく混ぜるのがポイントです。2月の今の時期に行えば、春の植え付けまでに十分馴染みます。
土が固くなる根本原因は微生物の減少です。EMぼかし肥料を土に混ぜ込むことで、有用微生物が土壌中に定着し、有機物の分解を促進します。微生物が生み出す粘質物(多糖類)が土の粒子を「団粒構造」にまとめ上げ、自然にふかふかの土が維持されるようになります。1平方メートルあたり200〜300gのEMぼかし肥料を混ぜ、EM活性液を500倍に薄めてたっぷり水やりすることで、2〜4週間で土の感触が変わってきます。堆肥投入と同時に行うと効果が倍増します。
粘土質で排水が特に悪い土には、物理的な改良材の投入が有効です。もみ殻は分解されにくく、土中に長期間隙間を維持します。川砂は排水性を劇的に改善し、パーライトは軽量で保水と排水のバランスが良い資材です。いずれも土全体の1〜2割程度を目安に混ぜ込みます。特に庭の花壇など重い粘土質の土には「もみ殻+堆肥+EMぼかし肥料」の3点セットが最も効果的な組み合わせです。
2月の今の時期にぜひ活用したいのが「寒起こし」です。土を30cm程度掘り返して寒気にさらすことで、土中の水分が凍結と融解を繰り返し、自然に塊が崩れて柔らかくなります。同時に害虫の卵や病原菌も寒さで死滅します。さらに長期的な改善策として「緑肥(りょくひ)」の活用があります。クリムソンクローバーやヘアリーベッチなどのマメ科緑肥を3月に種まきし、花が咲く前にすき込むと、根が土を耕し、有機物を大量に補給してくれます。EMぼかし肥料と組み合わせることで、1シーズンで見違えるほどの土壌改良が実現できます。
家庭菜園初心者にもおすすめ。有機物、アミノ酸、ミネラルなどの力で、元気な野菜や植物が育つ土づくりができます。
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