EM活性液の作り方と使い方完全ガイド|希釈倍率・散布頻度・保存方法まで
Q. EM活性液の作り方を教えてください。用途別の使い方や希釈倍率、保存方法も知りたいです。 EM活性液とは、EM1号(EM原液)を糖蜜と水で培養して増やした液のことです。EM1号をその……
「葉に白い粉がついた」「茎の根元が黒くなった」「突然萎れてしまった」——家庭菜園をしていると、こうした野菜の異変に気づくことがあります。多くの場合、これらは何らかの病気のサインです。
病気への対処で最も大切なのは「早期発見・早期対応」と「発生させない環境づくり」です。有機栽培の現場で蓄積されたノウハウをもとに、主な病気の見分け方と、農薬に頼らない対策をお伝えします。
野菜の病気の原因は、主に以下の3つの病原体によるものです。
| 症状 | 葉の表面に白い粉状のカビが広がる。最初は小さな白い点から始まり、放置すると葉全体を覆う |
| 出やすい野菜 | キュウリ、かぼちゃ、エダマメ、イチゴ |
| 発生条件 | 昼夜の温度差が大きいとき、乾燥気味の環境で発生しやすい(カビ病の中では例外的に乾燥で増える) |
| 有機的対処法 |
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| 症状 | 葉の表面に黄色〜淡褐色の不整形な斑点。葉裏にはうっすらとカビ(胞子)が見えることがある |
| 出やすい野菜 | キュウリ、ほうれん草、レタス、タマネギ |
| 発生条件 | 多湿・低温の環境。梅雨時期に特に多い |
| 有機的対処法 |
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| 症状 | 実、花、葉に灰色〜褐色のフワフワしたカビが生える。トマトのへた周りやイチゴの実に多い |
| 出やすい野菜 | トマト、イチゴ、レタス、ピーマン |
| 発生条件 | 多湿・低温。ハウスや密閉環境で特に発生しやすい |
| 有機的対処法 |
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| 症状 | 晴天の日中に株全体がしおれ、夜に回復するのを繰り返し、やがて回復しなくなる。茎を切ると維管束(水の通り道)が褐色に変色している |
| 出やすい野菜 | トマト、ナス、ピーマン、じゃがいも(ナス科に多い) |
| 発生条件 | 高温期。土壌中の細菌が根の傷口から侵入する |
| 有機的対処法 |
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| 症状 | 葉に濃淡のモザイク模様が現れる。葉が縮れたり、実がいびつになったりする |
| 出やすい野菜 | トマト、キュウリ、ピーマン、ほうれん草 |
| 発生条件 | アブラムシやアザミウマが媒介して広がる |
| 有機的対処法 |
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有機栽培では「治療」よりも「予防」が圧倒的に重要です。以下の7つの原則を日々の管理に組み込みましょう。
土壌微生物学の分野では、微生物の多様性が高い土壌ほど栽培環境として安定しやすいという考え方があり、「生物的抑止(バイオロジカル・サプレッション)」と呼ばれています。
EMボカシⅡ型やEM活性液を継続的に施用することで、土壌微生物の多様性に変化が生じると考えられています。ただし、その効果は土壌環境や気候条件によって異なり、特定の病気を予防・治療するものではありません。
薬剤に頼るのではなく、日々の栽培管理と土壌環境づくりを積み重ねること——それが有機栽培の基本的な考え方です。
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