トマトの隣にバジルを植えると、本当に美味しくなるのでしょうか?
この記事でわかること 相性の良い植物を一緒に植える「コンパニオンプランツ」の代表格、トマトとバジルの組み合わせがなぜ効果的なのか。その科学的な理由と、寄せ植えを成功させるコツを解説します。 ……
コンパニオンプランツ(共栄作物)とは、近くに植えることでお互いの生育を助け合う植物の組み合わせのことです。害虫を寄せ付けない「忌避効果」、受粉を助ける昆虫を呼ぶ「誘引効果」、土壌の栄養バランスを整える「栄養補完効果」など、さまざまなメリットがあります。農薬を使わない有機栽培では特に重要な技術で、古くから世界各地の農業で実践されてきました。化学農薬に頼らずに病害虫を減らせるため、EM栽培との相性も抜群です。
家庭菜園でおすすめの組み合わせを紹介します。【果菜類】トマト+バジル(香りでアブラムシを忌避、風味も向上)、トマト+マリーゴールド(根からの分泌物でセンチュウを抑制)、ナス+パセリ(害虫忌避+土壌の乾燥防止)、キュウリ+ネギ(つる割病の予防)、ピーマン+ニラ(根の共生菌が病気を抑制)。【葉物・根菜】レタス+ニンジン(レタスの匂いでキアゲハを忌避)、キャベツ+レタス(モンシロチョウの産卵を減らす)、ダイコン+ニンジン(根の深さが異なり空間を有効活用)、ほうれん草+ネギ(萎凋病の予防)、小松菜+春菊(春菊の香りで害虫忌避)。【ハーブ活用】カモミール+ほぼ全ての野菜(「植物のお医者さん」と呼ばれ生育促進)、ローズマリー+キャベツ類(モンシロチョウ忌避)、ミント+キャベツ類(アブラムシ忌避、ただし地植えは繁殖注意)、ディル+レタス類(益虫を呼び害虫の天敵を増やす)、シソ+あらゆる野菜(日本の気候に強く汎用性が高い)。
プランターでコンパニオンプランツを実践する場合、65cm標準プランターなら中央に主役の野菜(トマトやナスなど)、両端にコンパニオン(バジルやパセリなど)を配置します。深型プランターならトマト1株+バジル2株が黄金比率です。重要なのは「相性の悪い組み合わせを避ける」こと。トマト+ジャガイモ(同じナス科で連作障害)、キュウリ+トマト(水分要求量が異なる)、ニンジン+ディル(交差受粉で品質低下)は近くに植えないでください。
コンパニオンプランツの効果は、土壌微生物が豊かな環境でさらに高まります。EM活性液を定期的に散布することで土壌中の有用微生物が増え、植物の根から出る分泌物(根圏分泌物)を介した植物間のコミュニケーションが活発になります。特にマメ科植物(エダマメ、インゲンなど)の根粒菌による窒素固定は、EM菌との共存環境で効率が上がるとされています。コンパニオンプランツ+EM栽培の組み合わせは、農薬ゼロで健全な野菜を育てる最強の手法です。
家庭菜園初心者にもおすすめ。有機物、アミノ酸、ミネラルなどの力で、元気な野菜や植物が育つ土づくりができます。
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