EM Gardenは原液で野菜にかけても大丈夫ですか?
Q. EM Gardenは原液で野菜にかけても大丈夫ですか? 原液のままではなく、薄めて使いましょう EM Gardenは、水で500倍に希釈してちょうど良い濃さになるよう作られています。原液のまま野……
目次
有機物とは、もともと生きものに由来するもののことです。
家庭菜園の土づくりでいうと、植物や微生物などの遺体が分解されたものや、それをもとにした資材のことを指す場面が多くあります。
少し言葉がむずかしく感じますが、初心者の方はまず「土の中になじんで、土づくりに役立つ生きもの由来のもの」と考えると、イメージしやすいと思います。
たとえば、家庭菜園でよく出てくる有機物には、次のようなものがあります。
「肥料と同じもの?」と思われることもありますが、有機物は、すぐに養分を効かせることだけが目的ではありません。
土に有機物が加わることで、土がかたくなりにくい状態を目指したり、水もちや水はけとのバランスを整えたりと、土づくりの土台を考えるときによく出てくる言葉です。

たとえば堆肥や腐葉土は、「今すぐ野菜に栄養を与えるもの」というより、まずは土の状態を整えていくために使われることが多い資材です。
緑肥も、育てた植物を土にすき込むことで、有機物を補う方法のひとつです。
有機物が少ない土は、乾くとかたくなりやすかったり、耕したときにゴロゴロしやすかったりすることがあります。
反対に、有機物を意識して土づくりを続けていくと、少しずつ扱いやすい土を目指しやすくなります。
もちろん、有機物なら何でもたくさん入れればよい、というわけではありません。
未熟な資材や入れすぎには注意が必要ですし、土の状態や育てる野菜に合わせて考えることも大切です。
まずは、堆肥や腐葉土など、使いやすいものから少しずつ取り入れていくとよいでしょう。
EMを使った資材の中では、EMボカシⅡ型のような発酵資材が、有機物を含む土づくりの材料としてわかりやすい例です。

EMボカシⅡ型
「有機物」という言葉はむずかしく見えますが、家庭菜園ではとても身近な考え方です。
土づくりに迷ったときは、「この資材は土に有機物を補うものかな?」という目線で見ると、資材選びもしやすくなります。
同じ有機物でも、分解の速さで使い方が変わります。
有機物が分解される過程では、細かい土の粒どうしがくっついて小さな固まり(団粒)になりやすいと言われています。粒のあいだにすき間ができると、余分な水は抜けつつ水分も残る状態を目指しやすくなります。乾くとカチカチになる畑で有機物が話題になるのは、このためです。落ち葉や堆肥は土の中の微生物や小動物のエサにもなります。変化の出方には差があるので、一度に大量に入れるより毎年少しずつ足していくのが一般的です。
ダイコンやニンジンなどの根菜は、未分解のかたまりが残ると根が分かれる原因になるため、完熟したものを早めによくほぐして混ぜます。トマトやナスなど栽培期間の長い果菜は植え付け前に堆肥で土を整えておく考え方が合い、短期間で収穫する葉物は直前に生の有機物を入れるのは避けます。
失敗で多いのは、生ごみをそのまま埋めてすぐ植え、分解途中のガスや熱で根が傷むケースです。米ぬかを厚くまいてカビ状のものや虫が出ることもあります。米ぬかなどを発酵させてから使う方法もあり、EMを利用したボカシづくりもその一例です。まずは少量から試してみてください。
生ごみは、EMボカシⅠ型で発酵させてたい肥にできます。
捨ててしまいがちな生ごみを、土づくりに役立てる方法のひとつとして取り入れられます。

生ごみをたい肥にする方法はこちらで詳しく説明しています。
>>家庭の生ごみを堆肥にして家庭菜園に使いたいのですが、EMを使った簡単なコンポストの作り方を教えてください。臭いも心配です。
米ぬか、大豆カスなどを善玉菌で発酵させたものです。善玉菌がつくったアミノ酸などの有効成分が、野菜のおいしさをUPします。
プランター、レタスミックス、EM Garden、有機培養土のセットです。