Q.EMボカシⅡ型だけで土づくりはできますか?

EMボカシⅡ型だけでは土づくりはできません。

ふかふかで水はけ・水もちのよい「いい土」に育てるには、いくつかの材料を組み合わせて、【 土の“体”をととのえること(物理性の改善) 】が大切なんです。

土づくりに必要なものは?

● 堆肥
 水もちと排水性をよくするために必要です。
 できれば、腐葉土やバーク堆肥など、植物からできた有機質の堆肥がおすすめです。

●ミネラル
 微生物が元気に働くためには、バランスのとれたミネラルも欠かせません。
 石灰や、ぼかしに含まれる栄養では足りない場合もあるので、土の状態を見ながら補っていきましょう。

●EMなどの微生物のチカラ
 土の中にいる微生物が増えることで、「団粒構造(だんりゅうこうぞう)」という、ふかふかで空気も水も通る土に変わっていきます。

 EMをまくことで、土の中に微生物のネットワークができ、野菜の根っこが育ちやすくなるんです。


つまり、EMボカシⅡ型は“栄養”担当だけど、土そのものをつくる“ベース”が別に必要なんですね。

プランターや家庭菜園の土づくりには、

▶ 腐葉土や堆肥(ふかふかのもと)
▶ EM(微生物のちから)
▶ ミネラル(バランス調整)

などと組み合わせて、土のチームプレイを意識すると、野菜たちも元気に育ってくれますよ。