培養土の袋でそのまま育てる「袋栽培」のやり方|省スペース&低コストの家庭菜園テクニック
Q. 培養土の袋をそのまま使って野菜を育てられると聞きました。「袋栽培」のやり方を詳しく教えてください。 「袋栽培」とは、ホームセンターで購入した培養土の袋をそのままプランター代わりにし……
目次
9月は暑さがやわらぎ、家庭菜園にとって秋冬野菜の種まき・植え付けの本番を迎える月です。
気温が下がることで発芽がそろいやすく、虫の活動も少しずつ落ち着いてくるため、初心者がもっとも始めやすい時期とも言われています。
秋まきの野菜は生育がゆっくりで、寒さにあたることで甘みが増すものも多く、じっくり育てる楽しさがあります。
| 野菜 | まき方 | 種まきの目安 | 収穫までの目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| ホウレンソウ | 直まき | 9月中旬〜10月 | 40〜60日 | ★☆☆ |
| 小松菜 | 直まき | 9月中〜下旬 | 30〜40日 | ★☆☆ |
| ラディッシュ | 直まき | 9月いっぱい | 20〜30日 | ★☆☆ |
| 水菜・チンゲン菜 | 直まき | 9月上〜下旬 | 30〜50日 | ★☆☆ |
| ダイコン | 直まき | 9月上〜中旬 | 60〜90日 | ★★☆ |
| カブ | 直まき | 9月いっぱい | 45〜60日 | ★☆☆ |
| ニンジン | 直まき | 9月上旬まで | 100〜120日 | ★★☆ |
| 春菊 | 直まき | 9月中〜下旬 | 40〜60日 | ★★☆ |
| ブロッコリー | 苗を植え付け | 9月上〜中旬 | 70〜100日 | ★★☆ |
| キャベツ・白菜 | 苗を植え付け | 9月上旬まで | 70〜100日 | ★★★ |
| タマネギ | 種まき(育苗) | 9月中〜下旬 | 翌年5〜6月 | ★★☆ |
| イチゴ | 苗を植え付け | 9月下旬〜10月 | 翌年4〜5月 | ★★☆ |
※ 時期は関東地方を基準にした一般的な目安です。
地域や品種、その年の気候によって前後しますので、種袋の「まきどき」も必ずご確認ください。
種まきから30日前後で収穫でき、失敗が少ないのが魅力です。
プランターでも育てられるので、まず1つ試すならこの2つがおすすめです。

プランター栽培の小松菜
9月上旬〜中旬に種をまくと、寒くなる前に育てやすくなります。
まっすぐな大根にするためには、種まき前に土を深く耕し、石や土のかたまりを取り除いておくのがポイント。
さらに、完熟堆肥やEMボカシⅡ型を種まきの2〜3週間前までに土へ混ぜ、なじませておくと根が張りやすく、まっすぐな大根に育ちます。

大根
9月に種をまいて苗を育て、11月ごろに植え付けます。
収穫は翌年の初夏なので、少し時間はかかりますが、じっくり育てる楽しさがあります。
収穫後は保存もしやすく、家庭菜園らしい達成感を味わえる野菜です。

プランターで育てる玉ねぎ
9月上旬はまだ暑い日が続きます。
発芽までは土の表面を乾かさないよう注意し、寒冷紗や日よけで地温の上がりすぎを抑えると発芽がそろいやすくなります。
水やりは朝夕の涼しい時間帯に行いましょう。
秋はアオムシやヨトウムシなどが発生しやすい時期です。
とくにダイコン・カブ・ブロッコリーなどのアブラナ科は狙われやすいため、種まき・植え付けの直後から防虫ネットで覆うのが効果的だと言われています。
虫がついてから対処するより、最初から入れない方が手間がかかりません。

夏野菜を片づけた土は、養分が減り固くなっていることがあります。
堆肥やEMボカシⅡ型などの有機物をすき込み、500倍に薄めたEMガーデンをたっぷりかけて、2〜3週間ほどなじませてから種をまくと、根が張りやすい土になると言われています。
夏の間に出た生ごみをEMでコンポスト化して土に戻すのもおすすめです。

EMで処理した生ごみたい肥を畑に還す
秋まきは「遅れると育たない」のが最大の注意点です。
気温が下がると生育が止まるため、とくにダイコン・白菜・キャベツは9月上〜中旬までに済ませるのが目安。
迷ったら早めに動きましょう。

9月は、涼しくなって作業しやすく、育てられる野菜の種類も豊富な、家庭菜園を始めるのに絶好の月です。
まずは小松菜やラディッシュなど早く収穫できる野菜から、そして余裕があればダイコンやタマネギなど長く楽しめる野菜にも挑戦してみてください。
土づくりと虫よけ、そしてまきどきを意識すれば、秋の収穫がぐっと近づきます。
プランター、レタスミックス、EM Garden、有機培養土のセットです。