【9月】台風・長雨シーズンの家庭菜園対策|支柱・排水・病害予防のポイント

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9月は台風の接近や、前線による長雨が増える時期です。
せっかく育ててきた野菜が、強風や大雨で一晩にして倒れてしまった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
今回は、台風・長雨シーズンを乗り切るために、事前にできる備えをまとめてご紹介します。

支柱と誘引を今のうちに見直す

トマトやナス、ピーマンなど、支柱を使って育てている野菜は、台風が近づく前に支柱の状態を確認しておきましょう。
グラつきがあれば地面に深くしっかりと打ち直し、株と支柱をひもで結ぶ「誘引」も緩みがないか点検します。
特に株が大きく育っている場合は重心が高くなっているため、支柱を複数本使って補強する「合掌式」にしておくと、強風時の倒伏をかなり防ぐことができます。

合掌式

合掌式の支柱

プランターの置き場所を工夫する

プランター栽培の場合は、強風で転倒したり飛ばされたりする危険があります。
台風が近づいたら、できるだけ壁際や建物の陰など風の影響を受けにくい場所に移動させましょう。
移動が難しい大きなプランターは、支柱を追加したり、重しを足元に置いたりして、安定させておくと安心です。

 

畑の排水対策

長雨が続くと、畑に水がたまりやすい場所では根が呼吸できず、根腐れの原因になります。
畝を高めに立てておく、畝の間に溝を掘って水の逃げ道を作っておくといった対策が効果的です。
すでに水はけの悪さを感じている場所があれば、台風シーズンの前に一度見直しておくとよいでしょう。

水がたまった畑

水がたまった畑

雨のあとに気をつけたい病気対策

大雨のあとは湿度が高い状態が続き、うどんこ病や灰色かび病といった病気が発生しやすくなります。
込み合った葉や枝を整理して風通しを良くしておくことは、雨が続くシーズンの前の備えとして特に有効です。
また、株元に泥はねが多いと病気が広がりやすくなるため、マルチングをしておくと泥はねを防ぎつつ、大雨の後の対策としても役立ちます。

うどん粉病

うどん粉病

台風が過ぎたあとの見回りも忘れずに

台風一過のあとは、倒れた株を起こす、折れた枝を整理する、たまった水を排水するなど、早めの手当てが回復のカギになります。
傷んだ部分をそのままにしておくと、そこから病気が広がることもあるため、被害を見つけたら早めに対処しましょう。

収穫できるものは早めに収穫しておく

台風が近づいているときは、すでに実が大きくなっている野菜を早めに収穫しておくのもひとつの方法です。
特にトマトやナスなど、実が重く風の影響を受けやすい野菜は、多少早めでも収穫してしまった方が、株への負担を減らせることがあります。
収穫したものは追熟させたり、早めに調理に使ったりして無駄なく活用しましょう。

秋まき直後の畑・プランターは特に注意

ちょうど種をまいたばかり、苗を植えたばかりの場所は、大雨で土が流されたり、種が浮いてしまったりすることがあります。
可能であれば、不織布などをふんわりとかけておくと、雨や風から発芽したての苗を守る助けになります。
育苗中のポットも、屋根のある場所に一時的に避難させておくと安心です。

カバーしたプランター

台風や長雨は避けられない自然現象ですが、事前の備えひとつで被害の大きさは大きく変わります。
まだ台風が来ていない今のうちに、支柱・排水・風通しの3点を点検しておくことをおすすめします。

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