【9月】秋まき野菜シーズン本番!大根・白菜・ほうれん草の種まきガイド

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夏野菜の勢いが落ち着いてくると、家庭菜園はいよいよ秋まきシーズンの本番を迎えます。
「そろそろ何かまきたいけれど、何を・いつ・どう植えればいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、9月に種まきの適期を迎える大根・白菜・ほうれん草を例に、EMを活用した土づくりから種まきのコツまでをまとめてご紹介します。

なぜ9月がまきどきなのか

大根や白菜、ほうれん草といった秋冬野菜の多くは、暑さが少し和らぎ、気温が安定してくる9月が種まきの適期です。
早くまきすぎるとウイルス病やアブラムシの被害を受けやすく、遅くなりすぎると生育期間が足りず、大きく育つ前に冬を迎えてしまいます。
9月というタイミングは、発芽のしやすさと生育期間の両方を確保できる、ちょうどいい時期なのです。

種をまき始める前の土づくり

種をまく1〜2週間前を目安に、土づくりをしておきましょう。
完熟堆肥を1平方メートルあたり3kg、EMボカシⅡ型を200〜500gほど土に混ぜ込みます。

そのあと、EMガーデンを500〜1000倍に薄めた液を土全体にまき、スコップや鍬でよく耕します。
土と堆肥、EMボカシⅡ型が一か所に固まらないよう、全体へまんべんなく混ぜるのがポイントです。

EMボカシⅡ型

土が酸性に傾いている場合は、貝化石を1平方メートルあたり150〜300g程度加えると、pH調整に役立つとされています。
ただし、貝化石の量は土の状態によって変わるため、使う前に商品の説明を確認しましょう。

堆肥は、よく発酵した完熟堆肥を使います。
未熟な堆肥をそのまま使うと、土の中で分解が進むときに、野菜が使う窒素が一時的に不足したり、根に負担がかかったりすることがあります。

大根など、根を食べる野菜を育てる場合は、種まき前に土を何度かよく耕しておきます。
前に育てていた野菜の根や茎、残った草などが土の中に大きく残っていると、根がまっすぐ伸びにくくなり、又根(またね)の原因になることがあります。
※ 又根 ・・・ 根が二股や三股に分かれること

又根(またね)になった大根の例。土の中で根がまっすぐ伸びにくいと、二股や三股に分かれることがある

又根(またね)になった大根の例。土の中で根がまっすぐ伸びにくいと、二股や三股に分かれることがある

 

大根・白菜・ほうれん草、それぞれのまきどきポイント

大根は、8月25日より前にまくとウイルス病やアブラムシの被害を受けやすいとされ、朝夕が涼しくなってきた頃が適期の目安です。
畝幅60cmを目安に、25〜30cm間隔でくぼみをつくり、1か所に6〜8粒ずつまきます。

大根

 

白菜は結球する限界の気温が最低8℃前後とされ、そこから逆算して、関東以西の平坦地であれば9月10日前後が種まきの目安になります。
やわらかい若い葉は虫に好かれやすいため、結球するまではEMガーデンをこまめに散布したり、不織布で覆ったりしておくと安心です。

セルトレイで芽だしした白菜

セルトレイで芽だしした白菜

 

ほうれん草は発芽率があまり高くない野菜なので、まく前に「芽出し」をしておくのがおすすめです。
30℃くらいのぬるま湯、またはEMガーデンの1000倍程度の希釈液にひと晩浸してから、濡れた布に包んで3〜5mmほど芽が出た状態にしてからまくと、発芽が揃いやすくなります。
酸性の土壌が苦手な野菜でもあるため、土づくりの段階でのpH調整も忘れずに行いましょう。

ほうれん草

ほうれん草の芽

 

発芽から間引き、追肥まで

種まき後、発芽するまでは土を乾かさないようこまめに水やりをします。
本葉がそろってきたら間引きを行い、株と株の間隔を確保しましょう。
間引いた若葉はサラダや汁物にそのまま活用できるのも、家庭菜園ならではの楽しみです。
種まきから3〜4週間ほど経ち、生育が進んできたら、EM生ごみ土などを追肥として株元にほどこすと、その後の生育が安定しやすくなります。

ほうれん草はプランターでも栽培できる

虫や病気への備え

秋口はまだ気温が高い日もあり、アオムシやコナガなどの害虫がつきやすい時期でもあります。
種まき・植えつけと同時に防虫ネットをかけたり、EMガーデンを定期的に散布したりしておくと、被害を減らしやすくなります。
葉の裏を定期的にチェックし、早めに気づいて対処することも、秋冬野菜をきれいに育てるコツのひとつです。

9月は、これから訪れる冬の食卓を彩る野菜たちのスタート地点です。
EMを活用した土づくりと、野菜ごとのまきどきのポイントを押さえておくことで、初心者の方でも秋まきに挑戦しやすくなります。
まずはお住まいの地域の気候に合わせて、種まきのスケジュールを立てるところから始めてみてください。

参考文献:『EMでつくるいきいき家庭菜園』(EM研究所)
https://emlabo.co.jp/product/3273/

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