土壌の「腐敗」と「発酵」は何が違うのですか?
同じ分解でも結果は正反対!「腐敗」は有害物質と悪臭、「発酵」は有用成分を生み出します。 どちらも有機物が微生物によって分解される過程ですが、結果が異なります。 腐敗は、主に嫌気的な(酸……
目次
「うちの庭は日当たりが悪いから、野菜なんて育てられないかも…」
「ベランダが北向きで日が入らないけど、家庭菜園を諦めたくない」
そんな風にお悩みではありませんか?
ご安心ください。野菜の中には、日陰や半日陰でも十分に育ち、ちゃんと収穫できる種類がたくさんあります。さらに、土づくりを工夫すれば、日照不足のハンデを大きくカバーすることも可能です。
この記事では、有機野菜づくりの専門家であるEM研究所が、以下の内容を家庭菜園の初心者にもわかりやすく解説します。
まずは結論から。ご自宅の日当たり時間をチェックして、育てられる野菜をひと目で確認できる一覧表をご用意しました。
| 日照条件 | 1日の日照時間の目安 | 育てられる主な野菜 |
|---|---|---|
| 半日陰 | 3〜5時間 | ミツバ・パセリ・シソ・春菊・ニラ・小ネギ |
| 明るい日陰 | 1〜3時間/木漏れ日 | ホウレンソウ・小松菜・サニーレタス・ワサビ菜 |
| 完全な日陰 | 直射日光ほぼなし | ミョウガ・フキ・シイタケなどキノコ類 |
※トマトやナス、キュウリなどの実野菜は1日6時間以上の日光が必要なため、完全な日陰での栽培は難しいのが実情です。
ただし、半日陰であれば土づくり次第で実野菜も育てられる品種があります。詳しくは記事後半で解説します。
それでは、日陰・半日陰で育つおすすめ野菜10選を、育て方のコツと合わせてご紹介していきましょう。
半日陰では、実をたくさんつける野菜よりも、青ネギ、ミツバ、小松菜、レタス、ほうれん草などの葉を楽しむ野菜やハーブのほうが取り入れやすい傾向があります。
目安として、日照時間が1日2〜4時間ほどでも育てやすい野菜は次の通りです。
| 野菜名 | 必要光量(目安:lx) | 鉢サイズ(直径×深さ) | 収穫までの日数(目安) |
|---|---|---|---|
| リーフレタス | 5,000〜10,000 | 20cm × 20cm | 約30〜40日 |
| 小松菜 | 6,000〜12,000 | 25cm × 25cm | 約30〜45日 |
| 水菜 | 6,000〜12,000 | 20cm × 20cm | 約30〜40日 |
| サラダほうれん草 | 6,000〜13,000 | 25cm × 25cm | 約35〜50日 |
| ラディッシュ | 6,000〜10,000 | 20cm × 20cm(浅め可) | 約25〜35日 |
| カブ(小型) | 7,000〜12,000 | 25cm × 25cm | 約30〜40日 |
| バジル | 8,000〜14,000 | 20cm × 20cm | 約30〜50日 |
| 青じそ(大葉) | 6,000〜10,000 | 20cm × 25cm | 約40〜60日 |
| ミント | 5,000〜9,000 | 18cm × 18cm | 約30〜50日(多年草) |
| パセリ | 6,000〜10,000 | 20cm × 20cm | 約60〜90日(多年草) |
まず試しやすいのは、リーフレタス、小松菜、水菜のような葉物です。収穫までが比較的早く、育ち方も見えやすいので、初心者でも楽しみながら続けやすいでしょう。
また、青じそやミント、パセリなどのハーブ類も、ベランダで取り入れやすい種類です。
料理に少し使いたいときに摘めるので、「育てる楽しさ」と「使う楽しさ」の両方を感じやすいのも魅力です。

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1.葉物野菜・ハーブ中心の選択で問題なく育てられます
2.光の当て方を工夫すれば、生育は十分に可能です
3.鉢のサイズや品種の選び方を工夫することで成功しやすくなります
半日陰のベランダでは、光をどう集めるかがポイントになります。大がかりな設備がなくても、できる工夫はあります。
1. アルミ反射板や白い板で光を集める
プランターの背後に立てかけることで、日光を跳ね返して野菜に当てることができます。手作りでOKです。
100均にあるホットカーペットなどの下に敷くためのアルミ保温シートはサイズが大きめでたくさん使いたい方おすすめ。
2. 白い壁の近くに鉢を置く
ベランダの白い壁は、自然な反射板のように使えます。置き場所を少し変えるだけでも、光の受け方が変わることがあります。
3. 鉢を少し高い位置に置く
ブロックや台の上に鉢を置くと、日が当たる範囲が広がりやすくなります。あわせて、下からの湿気がこもりにくくなるのも利点です。

日当たりが限られたベランダでも工夫少し工夫するだけで、光量を確保できます
ベランダでは、鉢やプランターを並べすぎると空気がこもりやすくなります。とくに葉物野菜は、株どうしの間隔を少し空けて置くだけでも違います。限られたスペースでも、ぎゅうぎゅうに詰め込みすぎないことが大切です。
「いきなり種まきや苗づくりは少しハードルが高い」と感じるなら、再生栽培から始めるのもよい方法です。
たとえば、スーパーで買ったネギの根元をプランターに植えておくと、ベランダ菜園の最初の一歩として取り組みやすいでしょう。
まずは育てやすいものを少しだけ育ててみて、自分のベランダの日当たりや風の通り方に合う野菜を見つけていくのがおすすめです。
土づくりや栽培環境づくりの選択肢として、光合成を促すEMガーデンのような初心者向け資材を無理のない範囲で取り入れてみるのもひとつですが、最初は野菜選びと置き場所の工夫から始めるだけでも十分楽しめます。

午後には日陰になってしまう場所でも工夫次第で植物が育てられます
半日陰でも野菜は育てられますが、日当たりが十分な場所と同じ感覚で管理すると、うまくいかないことがあります。とくに意識したいのは、次の3つです。
半日陰に向く野菜でも、光が少ないと生育はゆっくりになりがちです。葉の色が薄く見えたり、ひょろっと間延びしたように伸びたりすることがあります。そんなときは、置き場所や反射光の工夫を見直してみましょう。
日があまり当たらない場所では、土が乾くまでに時間がかかります。毎日同じように水をあげるのではなく、土の表面がしっかり乾いてから与えるくらいが基本です。湿った状態が長く続かないように気をつけると、管理しやすくなります。
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