Q.10月に植える野菜|冬どり&来春の収穫を増やす品種

目次

Q. 10月に植える野菜には何がありますか?冬どり野菜と、来春に収穫する越冬野菜の植え付けポイントを教えてください。

10月は「越冬野菜の植え付け」が最重要

10月は気温が下がり、家庭菜園は秋深まる時期。10月に植えた越冬野菜(玉ねぎ・にんにく・そら豆・えんどう)が、翌年5〜6月の収穫を支えるため、ここでの作業が翌年の家庭菜園のスタートを決めると言っても過言ではありません。

10月に植え付けできる越冬野菜

玉ねぎ(家庭菜園の越冬王者)

  • 植え付け適期:10月下旬〜11月中旬
  • 苗の選び方:太さ5〜7mm、長さ20〜25cmが理想
  • 株間:10〜15cm、深植えは厳禁(白い部分の半分が地上)
  • 収穫:翌年5〜6月、葉が倒れたら収穫サイン

晩生・中生・早生で収穫時期が分かれるため、3種類混植すれば長期間収穫できます。

にんにく

  • 植え付け適期:10月上旬〜11月上旬
  • 植え方:1片ずつばらして、深さ5〜7cm、株間15cm
  • マルチ推奨:黒マルチで雑草と地温対策
  • 収穫:翌年6月、葉の半分が枯れたら掘り上げ

そら豆・えんどう

  • そら豆:10月下旬〜11月、寒さで根を張らせる
  • えんどう(スナップ・絹さや):10月下旬〜11月
  • 注意:早植えしすぎると越冬時に株が大きくなりすぎ凍害の原因に

10月に種まき・定植できる野菜

葉物野菜(直まき)

  • ほうれん草:10月いっぱい、霜にあてて甘みアップ
  • 小松菜・水菜・チンゲン菜:10月上旬まで
  • 春菊・パクチー:10月上旬まで

結球野菜(定植)

  • キャベツ(晩生):10月上旬まで植え付け可
  • レタス・サニーレタス:10月中旬まで

その他

  • 長ねぎ・分けつねぎ:株分けで植え替え
  • イチゴ:10月中旬〜11月、来春の収穫に向けて

越冬野菜の植え付けで押さえる3つのポイント

1. 植え付け時期を守る

越冬野菜は「冬を越せる大きさ」で年を越す必要があります。早すぎると寒さで枯死、遅すぎると根が張らず凍害に。玉ねぎ・にんにくは10月下旬〜11月上旬そら豆・えんどうは11月上旬が暖地の目安。

2. 元肥は控えめ・追肥重視

越冬野菜は元肥を多くしすぎると、越冬前に大きくなりすぎて寒害を受けやすくなります。元肥は控えめにして、春先の追肥で勝負するのが基本。

3. マルチング・敷きわらで防寒

植え付け後すぐに黒マルチ・敷きわら・もみ殻でマルチングし、地温を保ちます。霜柱で根が浮き上がるのを防ぎ、雑草対策にもなります。

10月の冬どり野菜の管理

冬どり大根・かぶ

9月にまいた大根・かぶは10月に間引きを終え、追肥1回で肥大を促進。冬の間は土中保存もOK。

冬どりほうれん草・小松菜

10月以降にまけば、霜にあたって糖度の上がった甘い葉物が真冬に収穫できます。寒冷紗のトンネルで多少保温しておくと、収穫期間が延びます。

白菜の結球管理

白菜は外葉が大きく育って初めて結球します。外葉を傷つけないこと、追肥のタイミング(結球開始時)がポイント。寒くなったら外葉でくるんで紐で縛ると、霜害を防げます。

10月の土づくり(来春の畑のために)

越冬野菜を植えない畝は、来春の植え付けに向けた土づくりを始める好機です。

  • 夏野菜の残渣を除去
  • 堆肥・腐葉土を1㎡あたり3〜5kgすき込む
  • 緑肥(ライ麦・クローバー)を播種して土の力を回復
  • 微生物資材で発酵バランスを整える

10月の堆肥仕込みは、寒さでゆっくり発酵が進み、翌年3月の植え付け時にちょうど良い状態になります。

10月の収穫野菜

夏野菜の最終収穫と秋野菜の本格収穫が重なる時期。さつまいも・里芋・落花生・里芋・かぼちゃ・とうもろこし(晩生)・秋ナス・ピーマン・しし唐などが収穫できます。栗・柿などの果樹も最盛期。

10月の家庭菜園 まとめ

  • 10月は越冬野菜の植え付けが最重要
  • 玉ねぎ・にんにく・そら豆・えんどうが主役
  • 越冬野菜は植え付け時期を守り、元肥は控えめ
  • 冬どり葉物は霜にあてて甘みアップ
  • 来春に向けた土づくりも10月から始める

越冬野菜の根張りには、土の中の有用微生物が大きく関わります。10月の植え付け時に微生物環境を整えておくと、寒さに強い丈夫な株に育ちやすくなります。家庭菜園向けの有機栽培資材はEMとは?のページで紹介しています。

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