【動画】使い終わったプランターの土を捨てないで|発酵の力でふかふかに再生させる方法
EM研究所のYouTubeチャンネルで公開した動画をご紹介します。
「使い終わったプランターの土、どうしていますか?」というテーマです。
重い土を捨てに行くのは大変ですし、……
目次
家庭菜園の解説を読んでいると、「摘心」「更新剪定」「連作障害」といった言葉がさらりと出てきます。
野菜の育て方は分かっても、言葉の意味が分からずに手が止まってしまう——これは初心者の方にとてもよくあることです。
この記事では、当サイトのよく読まれているQ&Aによく登場する用語を、場面ごとにまとめて解説します。
あわせて、EMガーデンを使うときの具体的な分量も添えているので、意味を知ったらそのまま作業に移せます。
分からない言葉が出てきたときの辞書がわりに、ブックマークしてお使いください。
「切る」系の言葉はどれも似ていますが、目的が違います。
当サイトでもよく読まれている更新剪定の記事にも、これらの言葉が出てきます。
植物の茎やつるの先端を途中で切り、それ以上上に伸びるのを止めることです。
先端を止めると、代わりに脇から出る枝(側枝)が伸びやすくなります。
大葉(青じそ)で摘心をすると、上に伸びるのをやめて横に葉を増やすので、やわらかい葉を長く収穫しやすくなります。

不要な芽を根元から取り除くことです。
じゃがいものように種芋から複数の芽が出る野菜は、元気のよい芽を残して、ほかを引き抜きます。
トマトの脇芽を取る作業も芽かきです。
夏に疲れた株の枝を大胆に切り戻し、株を一度リセットして新しい枝と実を出させる作業です。
ナス・ピーマン・シシトウで行うと、秋にもう一度収穫できます。
「切り戻し」もほぼ同じ意味で使われます。
剪定後の1か月ほどは収穫が止まりますが、そのぶん秋の実を狙えるのが特徴です。

更新剪定とセットで行う作業で、株元から離れた場所にスコップを差し込み、古い根をあえて切ることです。
根を切ると新しい根が出やすくなり、株の若返りにつながります。
切ったあとは、EMボカシⅡ型を1㎡あたり50〜100gほどこし、500倍に薄めたEMガーデンを株元にたっぷり与えて土を落ち着かせます。
堆肥、腐葉土、刈り草、米ヌカ、魚カスなど、生きものに由来する材料のことです。
大きく分けて、土の中の微生物のエサになり、土をふかふかに保つ目的でつかうものと、植物の栄養として使うものとに分けられます。
「有機物が足りないと土が固くなる」というのは、微生物のエサが尽きている状態を指しています。
腐葉土や刈り草など、微生物がゆっくり食べて、土の素になる有機物が必要です。

米ぬかなどを微生物資材で熟成させたEMボカシⅡ型
落ち葉、植物の残り、ワラ、米ヌカ、油カスなどの有機物を発酵させ、熟成させたものです。
発酵が途中の未熟な堆肥は、土に入れてから分解が進むときに根を傷めることがあります。
「完熟」とわざわざ書かれているのは、そのためです。
細かい土の粒どうしがくっついて、小さなおだんごのようなかたまりになっている状態です。
かたまりのあいだにすき間ができるので、水もちと水はけが両立します。
「ふかふかの土」と呼ばれているのは、この状態のことです。
日照が足りなかったり水や肥料が多すぎたりして、茎がひょろひょろと間のびすることです。
見た目は大きく育っているようでも、実は弱い株になっています。

花を咲かせるための茎(トウ)が伸びてくることです。
トウ立ちすると養分が花や種に回るため、葉が硬くなったり球が太らなくなったりします。
大葉の葉が硬くなる原因のひとつでもあります。
トウ立ちが進むと、タマネギやキャベツ、ハクサイなどでは花が咲きます。

同じ場所に同じ科の野菜を続けて植えることで、生育が悪くなったり病気が出やすくなったりすることです。
トマト・ナス・ピーマンはすべてナス科なので、この3つを毎年同じ場所で回すのは連作にあたります。
科をまたいで植える場所を変えていく「輪作」が基本の対策です。
家庭菜園の用語は数が多いように見えますが、整理すると「いつの作業か」を表しているものがほとんどです。
切る作業では摘心・芽かき・更新剪定、土の状態では有機物・完熟堆肥・団粒構造。
言葉の意味が分かると、育て方の記事がぐっと読みやすくなります。
分からない言葉に出会ったら、またこのページに戻ってきてください。
摘心は、伸びる方向を変えるために先端を軽く切る日常的な作業です。
更新剪定は、夏に疲れた株を大きく切り戻して立て直す、年に一度の大がかりな作業です。
切る量も目的も違うので、別のものと考えてください。
参考文献:『EMでつくるいきいき家庭菜園』(EM研究所)
https://emlabo.co.jp/product/3273/